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2012年7月28日土曜日

夏休みじゃ~

梅雨も明けて暑い日が続きますね。
プールでも行って泳ぎたいですな~

それはそうと
ずいぶん間をあけてしまいましたが
実習の感想、第3弾っす。


8.脳神経外科
月水金は朝のカンファのみ
ってことでわりとフリーの時間は多かったです。
ただカンファのときに
学生は教授のすぐ隣に座らせられるので
居眠りはしないように!
それと遅刻はやばいんで注意。
ちなみに私は遅刻はしなかったけど
どっかの上松君のせいでぎりぎりになってしまい
教授と一緒にエレベーターに乗るはめに
かなり気まずかった…

火木は手術見学
基本、心臓外科の時と同じでモニターを見つめ続けることになるのだけど
担当患者さんの手術のときは
手洗いして、ガウンを着て術野のすぐ近くまで
近寄らせてもらいました。
やっぱり直接見た方が
何やっているのか分かりやすいし
手術の雰囲気が良く伝わってきたように思います。

あと、若い先生が手術中に馬車馬のごとく雑用をこなす姿が
やはり外科は体育会系のノリなんだな~
って感じで
めちゃくちゃ印象的でした。

最後に一言
レポートもレクチャーもないわりに
総括ではいろいろ突っ込んだ質問が飛んでくるので
少しは勉強しないとぼろっかすにたたかれる可能性あるんで
気を付けてね。


9.神経内科
回診が長い!
昼から始まって21時くらいまであるらしい
5年は17時で解放されるけど
6年は最後まで付き合わないといけないので大変だ。

それと外来実習(ポリクリ)が多い。
自分たちで問診と診察をしなさいということなんだけど
一緒にいる先生の援護射撃が強力過ぎて
ほぼ見学しているだけのような状況でした。
でも、神経系の症状は多彩なので
神経診察はなかなか面白かった。

神経は難しそうという苦手意識があったけど
先生たちが熱く教えてくれたので
けっこう勉強になりましたね。


10.小児科
前期最後の科ですね。
自分はNICUの担当になりました。
NICUってのは新生児集中治療室のことで
生まれたての赤ちゃんの相手をしていました。
といっても
赤ちゃんに触れたのは一度だけなんですけどね。
感染症とかが厳しいので
学生君はなかなか手を出せないのです…

それと、小児科は九大以外の病院に行く機会が多かったです。
けっこう予防接種とか見る機会が多かったのだけど
ほぼ100%の子供が泣いていました…
中には部屋に入った瞬間に泣く子もいて
子供に悪の大王のごとく嫌われる覚悟も
小児科に進むには必要なのかな~
って印象でしたね。
子供好きってだけじゃ勤まらなそうです。

あと、回診ではけっこう質問が飛んできます。
答えられないと教授がホントに悲しそうな顔をするので
申し訳なかったです。
最後に、レポートを担当医の先生と指導医の先生とに二度チェックしてもらうので
ちと面倒くさいです。
人によっては休みの日にも病院に行くことになったみたいですね。
でも総括はけっこう簡単に済ませるので楽な方でした。


そんなこんなで前期は終わり!
夏休みに突入しましたが
大会目前なので部活ばかりの夏休みになりますね。
しかも、お盆明けにはもう学校開始って
休みらしい休みがほとんどないですわ~。

でも、夏休みってもう今年と来年しかないじゃん!
研修医になったらそんなにまとまった休みとれないはず。
しっかり遊ばねば!!




そして、話は変わりますが
このたび私の所属するiPad大好き団体
オンザロードのホームページができました!

オンザロードってなんだって思った人
こちらのホームページを見てくださいね~
活動内容やメンバー紹介などがありますよ。
他のメンバーもブログとかやっているのでよかったら見てみてね~


それでは
今回はこれくらいで

もう夏休みの人も
まだ夏休みじゃない人も
そもそも夏休みのない人も
楽しい夏を過ごしましょ~(^^)


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2012年6月23日土曜日

最近の広大くん

久々の広大くんネタっす。

つい最近
広大くんは予防接種を受けてきました。
これでもう4回目の予防接種なんですよ。

今までに受けた予防接種は

Hibワクチン
肺炎球菌ワクチン
BCGワクチン
三種混合ワクチン

になります。

ちょっとこれについて書いていこうかなと思います。

まずはHibワクチン
HibというのはHaemophilus Influenzae type b の略
日本語だとインフルエンザ桿菌B型といいます。


インフルエンザと言えば冬に流行するもの
というイメージがありますが
それの原因はインフルエンザウイルスというウイルスであって

このインフルエンザ桿菌は細菌なので
それとはまったく関係ないんです。
何てややこしい名前をしたやつだ…

ということで
インフルエンザ桿菌がおこす病気は
以前、記事にもした細菌性髄膜炎!
これを予防するのがHibワクチンの目的になります。




次に肺炎球菌ワクチン
これも前に細菌性髄膜炎のところで書いたのでパス!

細菌性髄膜炎の記事はこちら






続けてBCGワクチン
これは結核のワクチンっす。
Hibワクチンと肺炎球菌ワクチンは任意で受けるワクチンでしたが
BCGワクチンは結核予防法という法律によって
生後6か月未満の乳児の接種が義務付けられています。

それと、
Hibワクチンと肺炎球菌ワクチンは不活化ワクチンといって
ホルマリンや紫外線で殺した病原体を使っているのに対し
BCGワクチンは生きた病原体を使った生ワクチンを使っています。
もちろん生きているとはいえ病気を起こす能力はほとんどありません。

不活化ワクチンは数年で効果がなくなってしまうのに対して
生ワクチンの方は半永久的に効果が持続するので
ワクチンとして優秀な気もしますが
免疫が強く反応して発熱や発疹などの副作用が出やすい
というデメリットもあります。


ちなみにこのBCGワクチンの別名は
ハンコ注射
こっちの名前は聞いたことがある人も多いはず。


広大くんにもハンコのあとができました~

最後は三種混合ワクチン
ジフテリア・百日咳・破傷風の三種の細菌に対するワクチンで
こちらも予防接種法によって
接種が義務付けられてます。

そして
この三種混合ワクチンは生ワクチンでも不活化ワクチンでもありません。

ジフテリアと破傷風は菌そのものより
菌が出す毒素が病気の原因となっているので
その毒素から毒性をなくしたトキソイドというワクチンが使われています。

百日咳のワクチンは
細菌の免疫反応を起こす部分だけを取り出した成分ワクチンです。
インフルエンザウイルスのワクチンも成分ワクチンですね。

これらのワクチンをまとめて接種するのが三種混合ワクチンです。


以上ワクチンのお話でした。
何か間違ってたり、分かりにくいとこがあったりしたら
コメントください。



おまけ
ワクチン接種後の広大くん
涙目になりながらもカメラ目線ははずさない!
さすが、我が家のアイドルっす!!
 


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2012年6月14日木曜日

心のサポーター

今回は心臓移植の話

先週心臓外科、今循環器内科を実習しているのですが
最近、九州大学では心臓移植が行われたのですよ。

ということで、
偶然ながら、心臓移植の現場にいたわけで
心臓移植についていろいろ話を聞く機会があったので
それについて書いていこうかと思います。



心臓移植を行うとき
それは、重症慢性心不全を起こす疾患で
薬物療法などの他の治療法がうまくいかないとき
いわゆる最後の手段ですね。


現在までの
心臓移植希望者(レシピエント)の登録者数は約600名

そのうちのだいたい

三分の一がすでに移植を受けていて、
三分の一が移植を待っています。


そして

残りの三分の一は

移植を待っているうちに亡くなってしまうそうです。


心臓移植は現在
登録してから移植を受けられるまで
だいたい3年待ちの状態です。

心臓移植が必要なほど重症な心不全の患者さんが
3年間生きることは
そうとう困難なことでしょう。

そこで
出てくるのが
人工心臓というもの

これは弱った心臓から血液を取り出し
機械の力で血管へと送り出すというもの
ようするに、弱った心臓の機能を機械で補助するわけです。

そんなのあるなら
心臓移植しなくて大丈夫じゃん
とか思う人もいるでしょうが

人工心臓にもデメリットはあります。

体外式の人工心臓は
管理のため、入院し続けなければなりません。
つまり
移植までの3年間は病院から出ていくことはできないということです。
これはかなり大変なことでしょう。

しかし
この問題は技術の進歩によって解決されつつあります。
人工心臓を小型化し体内に植え込むことができるようになり
病院を離れて生活することが可能になっています。
これからの人工心臓は植え込み式へとなっていくことでしょう。

そして
もう一つの問題が合併症

人工心臓を入れるということはそこが感染の元になる危険性がありますし

血液は異物に触れると固まりやすくなるという性質があり
人工心臓では血栓ができやすくなっています。
血栓が脳に飛ぶと脳梗塞になったりとかなり危険です。

そうならないようにワーファリンやヘパリンなどの抗凝固薬を使用しますが
これにも問題が

抗凝固薬は血液をさらさらにするわけですが
あまりにさらさらにし過ぎると
逆に出血が起こりやすくなってしまいます。
しかも、脳での出血が多いです。
こうなるとまた非常に危険な状態になります。


こういったいくつもの困難の中
3年間生き延びた人がようやく心臓移植にたどり着けるのです。
その間、本人はもちろん
その家族にも大変な負担がかかります。
生半可な覚悟じゃ移植にたどり着けないというのが現状のようです。



久々にまじめなことを書きましたね。
結構長くなってしまって、疲れたー


おまけ
最近の広大くん
お座りしてるっぽく撮りましたが
支えがないと倒れちゃいます。
まだ、お座りはできないみたいですね。

しっかし、かわいいな~。癒されるぜ!


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2012年4月29日日曜日

「ブラックジャックによろしく」が無料で読める!?

タイトルにある通り
少し前にものすごい話題になった医療漫画
「ブラックジャックによろしく」が
漫画 on Webにて無料で読めるようになったそうです!
しかも、iPhoneやiPadに最適化されてて読みやすいですよ。

思わず一気読みしてしまいました。

以前にも読んだことがありましたが、
病院実習が始まって実際の医療現場に触れる機会が増えた
今、読み返してみると

ほんっとにリアルだなぁってのが率直な感想です。

ただ、暗い話題ばかりで主人公の斉藤先生の研修医生活が地獄のように見えますが
実際の研修医生活はもっと楽しいこともあると思うんですよ。
ですよね先輩…

それと大学の教授のことが残念な人たちみたいになってますが
実際の教授はもっと良い人たちばかりですよ。
学生のくだらない質問にもきちんと丁寧に対応してくれますからね。






漫画で話題となっていることは
実際、講義や実習でもたびたび話題になっていて、
いまだに議論となっている問題ですし、
結局答えなんてないのかもしれません。
それでも医療に携わる身としては考え続けなければならない問題ばかりですし、
そうでない人たちにもぜひ興味をもってもらいたいことです。

そういう問題提起としてこの漫画は最適だと思います。

とにかく、一度読んでみるといいと思いますよ。
読んだことがある人ももう一回どうですか?
おすすめです!

もっかいリンク貼っときます→漫画 on Web


http://mangaonweb.com/upload/book_group/cn_1/bYhuxl/BJ1Abc.jpeg























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2012年4月19日木曜日

医者冥利に尽きる

現在、一内科を回ってるとこ

今日は骨髄移植(造血幹細胞移植)を見学してきました。


骨髄移植の仕方って知ってます?

ドナー(提供者)から骨髄をとるときは直接骨に針を刺すのですが
レシピエント(患者)へ移植するときは…

輸血みたいに点滴するんですよ!

けっこう意外じゃないですか?
初めて知ったときは驚いたんですけど
点滴するだけで造血幹細胞は血液中から骨髄に移動してくれるそうです。
なぜかはまだわかってないみたいですが面白いですね。


それで今回見学したのがその点滴をする部分。

え!点滴を見学して何が面白いの!?
って思った方
俺もそう思ってました…

でも、実際に現場に行ってみると
レシピエントのお母さんと奥さんが半泣き状態で
まずびっくり!

そして話を聞いてみたら
骨髄バンクでドナーを探して半年、ようやく移植を受けられる。
ドナーの人にも主治医にも感謝してもしきれない。
とのこと


その話を聞くと
この点滴の一滴一滴がレシピエントの命を支えていくのだなぁ
って感じがして
自分はたった今初めて会っただけのくせに
ついついもらい泣きしそうになりました。

先生もこんなによろこんでもらえて
医者冥利に尽きるよ
と話していました。

けっこう遅くまで時間がかかりましたが
とても良い経験になったと思います。


こういった体験ができるっていうのも
実習ならでは、って感じがしていいですね!
これからもいろいろ体験していきたいです!


俺も骨髄ドナー登録しよっかな…







おまけ
広大くんの首がほぼ座りましたよ!
フライング広大くんです!















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2012年4月16日月曜日

the ZEN!

九山終わりました。
いろいろ思うところはあるのですが
書き出すときりがないし
それは今後の部活にぶつけるということにして
結果だけ書いておきます。

1日目
vs佐賀大学●0-2
vs長崎大学○2-1
2日目
vs鹿児島大学●0-2



話は変わって
先週で心療内科の実習が終わりました。
心理関係のテストや治療法の話はかなりよかったです。
中でも面白かったのが
  
マインドフルネス
という訓練です。

どういう訓練かというと
今そこにあるものに対して意識を集中し、あるがままにとらえる
というものです。
一言でいうと気づきの訓練です。

たとえば
悲しいことがあったとき
そのことから目を逸らそうとすればするほど
逆にその考えにとらわれていき
悲しい思いがどんどん強くなる。
ということが
いわゆる心の病を抱えている人ではよくあるそうです。

そんなときに
その悲しい思いに真っ向から向き合って受け止めることで
その思いを客観的にとらえ
それ以上悲しい思いがわきあがらないようにするのが
マインドフルネスの目的です。
 
ちなみに
自分の感情から目を逸らし
家事や仕事ばかりをするような状態を
自動操縦状態
自分の感情を客観視することを
ラベリング
というそうです。

なんだか話がまとまらなくなってきましたが
要するに
自動操縦状態だと色々余計な考えがわきあがっちゃうので
逆にラベリングすることで、余計なことは考えないで済むようにしよう。
ってことなんだな、と思います。


このマイドフルネス
アメリカなどではやっているということですが
もともとは座禅が起源だそうです。
雑念を捨て、自分の気持ちに向き合うってところは確かにそっくりですね。

なにかと忙しいこの世の中
自動操縦状態で生活してしまっている人もいるんじゃないですか?
そんなときは
今現在の自分の気持ちや周囲のものを意識してみて
一度落ち着いてみるといいと思いますよ。





心療内科の次は一内科を回ります。
今日さっそくエコーの練習をさせてもらいましたが
私の膵臓はちょっと痛んでるんじゃないかとのこと
正直びびってます…
お酒飲み過ぎかな…




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2012年4月10日火曜日

心療内科なう(広大祭り)

最近、真面目な記事ばかり書いてますね。

ということで
今日は気分を変えて、広大くん祭りじゃあ!
お祭りじゃ~
 広大くんもテンションあがってるみたいね~
あらぶっております!
日曜は 一緒にトイザラスへ行ってきました。
お母さんがベビーカーを探しているうちに
広大くんはサングラスを試着!
このイケメンぶりにファンも増えることでしょう。
似合う?
ピンクもいいね~
キリッ!










今度会うときはお食い初めとかやったりする予定。
楽しみじゃの~。

帰るときには
椅子に座ってお見送りしてくれましたー。
カバーはババが作ったんだよ。
バイバイ~








ちなみに
実習の方はタイトル通り心療内科回ってます。
精神科に続き、人の心に深く関係した科ですね。
レポートが大変そうですが、なかなか面白そうな感じです。



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2012年4月8日日曜日

精神科終わった!

精神科での実習が終わりました!

一週間の実習なので
ホントにあっという間でしたね。

金曜には教授と口頭試問をしました。
いったい何を聞かれるのか!?
と不安に思っていましたが
教授は優しくて、色々なことを教えてくれました。


その中で、ちょっと興味があったのが

自殺と精神科の関係についての話

自殺というのは社会問題になっていて
年間3万人以上の人が自殺し
その数は交通事故死の5~6倍にもなります。
15~39歳の死因の1位ですし、40~49歳でも2位になっています。

その自殺の原因として精神疾患が関係していることがあるわけです。

精神疾患のなかでも
うつ病、統合失調症、アルコール依存症
の3つが自殺につながることが多いそうです。

うつ病では
自分のことを必要ないものだと思う微小妄想や
罪の意識を強く感じる罪業妄想によって

統合失調症では
自分のことを責め、「死ね」と言ってくるような幻聴によって

アルコール依存症では
正常の判断能力を失ってしまうことによって

自殺へとつながることがあります。



自殺を予防するためには
こういった精神科疾患を早期に発見、治療を行うことが大切なのでしょう。
そのためには医師だけでなく、
周囲の人たちの助けも必要になってくるのでしょうね。








話は変わって

今日は新入生の勧誘のために
新歓合宿に乗り込んできました!

2年生の渾身のネタのおかげか
たくさんの1年生が興味を持ってくれたみたいですね。
火曜の新歓コンパにもたくさん来てくれるといいな。

マネージャーさんはおいしい料理ありがとうございました!
めっちゃうまかったっす!!





最後に
今日は広大くんが泊まりに来てるんですよ!
帰ったら寝てましたがね。














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2012年4月4日水曜日

病気と付き合っていくこと

ただ今、精神科にてポリクリ中!

今日は
教授の先生と外来実習したり
担当の患者さんと他愛無い会話をしたり
精神科デイケアのお話を聞いたり
してきました。



その中でちょっと興味深かった話が


精神科の病気は“いつ”治ったことになるのか


症状が消えたとき?
社会復帰したとき?
病院から退院したとき?

実際のところよくわかりません。

症状が消えたとしても
その後、どんなきっかけで再発するかわかりませんし、
完全な社会復帰をするというのも大変ですし、
病院を退院しても、外来を続けることはほぼ必須ですし、

治療の終わりを定めるのは難しそうです。



それでは、何を目的として治療を行うのか

それは
病気とうまく付き合っていき、QOL(quality of life)を向上させる
ということになるのでしょう。


そのために医師ができることは
病気の症状を寛解(症状が出てきていない状態)にまで持っていき、
その後の再発がないようにケアを行う。
って感じですかね。

その他にもデイケアで社会復帰のサポートをしたりと
いろいろなことを行っているそうです。






病気が完全には治らないって聞くと
すごくマイナスなイメージなんですが、

その病気と折り合いをつけて
これからの生活を良くしていこう、という考え方
ちょっと独特な感じで面白いと思いました。















ちょっち追加
サムネに写真が欲しいので…













私の叔母が送ってきた写真っす。
母に
あんたより広大くんと仲良くなるよ!
って宣戦布告しております。
広大くんもてるなー。





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2012年4月1日日曜日

病院実習はじまるよ~!

先日病院実習の班分けと何科を回るかのオリエンテーションがありました。

とりあえず最初に回るのは精神科ということだそうです。
精神科というのは個人的に色々な思いのある科なんです。



というのも

うちの祖母が以前うつ病だったんですよね。

きっかけは祖父が亡くなったこと
これ自体はよくあるような話なんですが



問題はこのあと


祖母は8年間もうつ病に悩まされることになりました。

当時の祖母はそれはすごくて

夜な夜な
もう亡くなった知人たちがベッドの周りに集まってくる

といった幻覚だか悪夢だかそんなものが見えていたそうです。


もちろん地元の精神科には通っていましたが
まったく治る気配はなし
日に日に薬の量が増えていくばかりで
最終的には10種類くらいの薬を飲んでいました。



そんなある日

母がそこの医師に
大きな病院に行ってもっと精密な検査をした方がいいんじゃないか
という相談をしたところ

医師はこれを拒否したそうです。

その後
母と言い争いになり

私は専門医ですよ!
あなたは私の言うことを聞きけばいいの!

という言葉に母はマジ切れ
そのまま帰って
二度とその病院に行くことはありませんでした。








そしてその二週間後…
祖母のうつ病は快方へ向かい始めました(^_^;)

薬を飲まなくなって良くなったことから
薬の副作用のせいでうつ病のような症状が出ていたようです。

8年も病院に通ったのはいったいなんだったのか!
という思いもありますが
祖母が元気になって本当に良かったと思います。






当時、私は高校3年生でしたが
この経験は今思い出しても医師のあり方を考えさせられます。

オリエンテーションでもあった話ですが

自分が患者を治してやっている

という思い上がった考えはホントに良くないと思います。

間違っても患者さんに向かって
俺の言うことを聞けばいいんだ!
と言う医師にはなりたくないものです。





そういった医師の心構えみたいなものも
実習を通して学んでいきたいと思います。

それでは
明日からの実習頑張っていきま~す!







おまけ
やっぱ広大くんの写真がないとさみしいよね














P.S.
うつ病に対して薬物は絶対ダメだと言うつもりは毛頭ありません。
私の祖母が治ったのはたまたまです。
薬は正しく使うことが重要なんだと思います。



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2012年3月27日火曜日

赤ちゃんは二ヶ月経つと…

久々の広大くんネタです。

早いもので
広大くんももう二ヶ月になります。


赤ちゃんは二ヶ月ほど経つと


目でものを追ったりー

あやすと笑ったりー

音に反応したりー

アー、ウーと声を出したりー

といった感じで
周囲に対して反応を返してくれるようになります。

ただでさえかわいい赤ちゃんが
こちらに向かって
見つめ返してきたり、微笑んでくれたりする
その破壊力はパネェっす!
カメラにも興味津々
バーバに微笑みかけております















こういった情緒や社会性に関する成長はとても大切で

二か月を過ぎても
全く目を合わせたり、笑ったりしないというのは
自閉症かもしれないと疑う所見になります。



これからの広大くんの成長が楽しみだ。
今は首が座るのを楽しみに待っております。









そして
話は変わりますが
今日は大学の卒業式

多くの同級生が卒業していく中
医学科の自分はあと5~6年生が残ってます。
もう少しの間学生の身分に甘んじて
大学生活を楽しもうと思います(^^)


それでは
卒業していく同級生や医学科の先輩方へ一言
本当におめでとうございます! 
今までお世話になりました。
今後の活躍、楽しみにしております!
給料入ったらおごってくださいね



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2012年3月15日木曜日

「鼾」…これ読める?

今回は広大くんは出てきません。

広大fanのみんな、ごめんなさいね~。




今日は祖母の病院に付き添いに行ってきました。

何の病気か、というと
タイトルに書いた「鼾(いびき)」です。


いびきで病院?って思う人もいるでしょうが、
ちゃんとした病名は睡眠時無呼吸症候群(SAS:sleep apnea syndrome)って言います。
少し前に話題になったので、知っている人も多いでしょう。


祖母のいびきや寝言がすごかったので
半年ほど前から睡眠外来に通っているわけです。

自分が医学生だということを言うと
色々なことを教えてもらえて、けっこう面白かったので
ここに書いてみようかなと思います。



SASの原因には

上気道の閉塞が原因の閉塞性
呼吸中枢の異常による中枢性
二つの原因が同時に現れる混合性

とがありますが、ほとんどが閉塞性によるものです。

この閉塞性のSASでは
仰向けに寝たときに舌が気道に落ち込むことで
いびきや無呼吸といった症状が出てきます。


ここで勘違いしていたのが

いびきが止まったとき


それは

すやすや眠っているのではなく

息が止まってしまっているのだ

ということ。
息が止まって苦しくなって、なんとか息をした結果がいびきになるそうです。

そういうわけで、SASの患者さんは快眠できなくなってしまいます。
そのため、昼間に強烈な眠気がして生活に支障が生じたりします。


さらに

睡眠中に無呼吸になるということは
血液中の酸素も少ない状態になります。

そうなると体中に酸素を供給するために
血圧が高くなり、心臓の負荷が増えます。
そのため、
脳卒中や心不全のリスクが上昇します。



そんなSASですが
きちんとした治療法があります。

CPAP療法と言って
鼻につけたマスクから空気を送って気道を広げます。

祖母もCPAPの装置をレンタルして使ってますが
びっくりするほどいびきをしなくなりました。
昼間の調子も良くなったみたいです。

シンプルな治療法ですが、効果はバツグンです!





人は人生の3分の1を寝て過ごすと言われています。
快適な睡眠は良い生活を送るのには欠かせないでしょう。
いびきが気になる人は一度睡眠外来を受けてみることをお勧めします。





おまけ
今回、写真がなかったので、広大くんの代わりに若かりし頃の自分の写真

なかなか、かわいいっしょ?

2012年3月11日日曜日

1週間ぶりに

広大くんに会ってきました。


ちょっと見ないうちにまた大きくなったように思います。
おいっす!

話は変わりますが、最近CMで肺炎球菌ワクチンを取り扱ったものがあるみたいですね。
最近、姉や母に髄膜炎って何?肺炎球菌ってどんな菌?
と聞かれたので、
ちょっと勉強してみようかなと思います。










と思ったのですが

子どもと肺炎球菌.jp
http://haienkyukin.jp/

このサイトにほとんどのことが書かれています。

ということで

今回はこのサイトに載っていない
髄膜炎の診断や診察のことについて書いていこうかなと思います。





髄膜炎とは

脳や脊髄を取り囲む髄膜という部分に炎症が起きる疾患

脳や脊髄の周辺で炎症が起きるということで、
かなり緊急性の高い危険な疾患です。

炎症を起こす原因によって
細菌性、ウイルス性、結核性、真菌性など
に分類されますが、
今回はCMでも扱っている細菌性髄膜炎について書こうと思います。

細菌性髄膜炎の主要な症状としては
発熱、頭痛、嘔吐などがありますが
風邪の症状と似ているので、きちんと鑑別する必要があります。



この鑑別で重要なのが

髄膜刺激症状!

これは読んで字のごとく
髄膜が刺激されることで起きる症状のことで
いくつか検査法があります。

項部硬直:仰向けに寝てもらい、頭を持ち上げると抵抗がある

Kerning徴候:仰向けに寝てもらい、足を持ち上げたとき膝が135度以上伸ばせない

Brudzinski徴候:仰向けに寝てもらい、頭を持ち上げると勝手に膝が曲がってしまう

neck flection test:立った状態で、頭を曲げて下あごを胸につけることができない

jolt accentuation:頭を左右に振ると頭痛がひどくなる

中でもjolt accentuationは感度の高い検査で
頭をぶんぶん左右に振ることができるときは髄膜炎は否定的なようです。






こういった髄膜刺激症状などから細菌性髄膜炎を疑ったときは
血液や髄液を検査して原因をつきとめるのですが


この検査結果を待たずに、抗菌薬の投与を開始します。
それだけ緊急の疾患なのでしょう。

この抗菌薬の使用法は
年齢に応じて決められているようです。




最後に

講義の資料によると細菌性髄膜炎の予後は

死亡率 10%
精神や身体の発達障害やてんかん、難聴などの後遺症率 25%



これをどう思うかは人それぞれでしょうが、
 
今後ワクチンによって
どのくらい細菌性髄膜炎を予防できるのか期待したいですね。






2012年3月7日水曜日

赤ちゃん黄ちゃん白ちゃん

今回は赤ちゃんの肌の色について勉強していきたいと思います。

これは講義で聞いたことの受け売りになるんですが
赤ちゃんの肌の色は
赤ちゃん→黄ちゃん→白ちゃんと変化していくそうです。

この変化について少し説明していきたいと思います。




生まれたての赤ちゃんの肌の色はもちろん赤色
だから赤ちゃんと呼ぶんですよね。

これは分娩のときに胎盤からたくさんの血液が赤ちゃんに移動して
新生児多血症という血液の多い状態になるからです。

血液が増える、というより血液中の赤血球が増えると言ったほうが正しいですね。

血液中の赤血球が増えるということは血液がネバネバになるということで、
あまりにひどいと
血液の流れが悪くなって体の組織が壊死したり
心臓の負荷が増えて心不全になったり
体によくない影響がいろいろと出てきます。

そうならないように、分娩のときはすぐにへその緒を切ってしまうそうです。

なので、大事に至るような新生児多血症というのはほとんどありません。





では、次は黄ちゃん!
黄ちゃんってなんだ、って思われちゃうかもしれませんが
赤ちゃんは生まれて2~3日で肌の色(主に眼球)が黄色っぽくなって、黄ちゃんになるんですよ。
広大くんもしっかり黄ちゃんになってました。
目が黄色いでしょ?
では、なぜ赤ちゃんから黄ちゃんになっちゃうのかというと
生理的黄疸というのが原因です。

黄疸とは、血液中のビリルビンという物質が増えた状態のことで
このビリルビンが黄色なので、肌が黄色になります。
そしてビリルビンは赤血球に多く含まれています。

ということは

“赤ちゃん”のときにたくさんあった赤血球を壊して減らすときに
赤血球からビリルビンが血液中にでてくるので、黄疸となるのです。

この生理的黄疸も7~10日で自然に消えるのでそんなに心配する必要はありません。

しかし!
病気によって黄疸が出てくるケースもあり、

黄疸になるのが早かったり(出生後24時間以内)
黄疸が1週間以上長引いたり
ビリルビンが多すぎたり
新生児の様子に異常が見られたりすれば
何らかの病気があるのではないか疑ってきちんと検査する必要があるしょう。





そして最後は白ちゃん
これは黄疸が終わって肌の色が白っぽくなった状態です。
特に何の異常もないです。フツーです。
ここで、赤ちゃんの肌の色の変化はおしまいです。




医学のことはどこまで掘り下げればいいのかわからんので長くなりがちっすね。
間違ってるとことか、わかりにくいとことかあれば、遠慮なく言ってください。





おまけ

デジカメのデータを整理してたときのベストショット